訓練について

昨今、獣医師と飼い主さんとの間でインフォームドコンセントが必要だとよく言われていますが、

私は訓練士と飼い主さんとの間にも必要だと考えています。



私たち人間は義務教育などを経て、ある程度のルール、マナー、コミュニケーションのとり方などを学んでから、社会に出ますが、犬にはその機会があまりにも少ないように思います。

ですから、飼い主さんが、これらを愛犬に教えてあげる必要があります。

 

よく、「犬が言うことをきかない」とか「言うことを聞いてくれたら、それでいい」などと、耳にしますが、きちんと「言うこと」を教えていますか?

愛犬の育った環境、性格、犬種、年齢、性別、考え方.など様々ですから、本やビデオ,TVなどで紹介されている訓練方法では、必ずしもお望みの成果がでるとは言い切れません。

それは、あくまでもひとつの選択肢にすぎないのです。

 

そこで、「ドッグアカデミーやまだ」では、ご自分の愛犬が、どういう犬(癖、考え方、行動様式など)かということをご理解して頂きながら、訓練をしていきます。

もし、わからないことがあえれば、その場ですぐに聞いてください。

何をしているのか、なぜそうするのかを理解していないと愛犬を導くことはできません。



 

飼い主さんの役割は色々ありますが、単なる世話役になってしまってはいけません。

餌をあげている、散歩に連れて行く、これだけではなかなか言うことを聞いてくれません。

愛犬にとって世界一楽しい人、世界一尊敬できる人、世界一怒られたくない人であってほしいのです。

 

そのために、愛犬のほめ方、しかり方、遊び方、物事を教える教え方、つまり、訓練のやり方を学んで下さい。